どれくらいの期間で注文住宅が建てられるのか?

計画から設計、確認申請までで約5ヵ月はかかります

注文住宅は完成済みの建売住宅とは違い、土地選びから始まり、敷地条件の確認、基本計画、予算計画、詳細設計などの計画段階で2か月から3か月は必要になります。一つ一つの空間や仕上げ材、住宅設備の選定を全て自分の希望通りになるように確認しながら設計を進めていきますので、一度の打ち合わせで完結することはあり得ません。毎週打ち合わせを行い、期間が長引くと週に2、3回打ち合わせを行うことも必要になります。 やっと詳細設計が終わり、計画段階の資料が揃ったところで、役所に建築確認申請という建物を建てる際に必要な許可願いを提出することになります。この申請には構造や法規、消防法に照らし合わせてチェックされるため、1ヵ月くらいの期間が必要です。建築確認申請の審査が終わると、工事を開始しても良いと判断されます。これとは並行して、住宅会社との建築請負契約を結び、工事の支払い条件や工事後の保証などについて確認し、正式に工事を依頼することになります。

工事の期間は概ね4ヵ月はかかります

建築確認申請の審査が終わると、確認済証という役所の建築許可の証明書を受領でき、それを以って工事をスタートできます。 工事の準備には約2週間ほどかかり、土地に建物が建っている場合は解体工事期間が別途必要となります。更地の場合は、工事を安全に実施できるように、地鎮祭という儀式を行うことが通例です。その後整地作業を行い、基礎工事を実施する段階で、コンクリート基礎の配筋検査を実施することになります。住宅においての基礎は家屋の重量を支える役割があり、非常に重要な構造部材ですので、役所から派遣される検査員が適正な配筋がなされているかどうかをチェックします。その後、棟上げという構造躯体が立ち上がった段階でも、検査が行われ、構造図面通りに造られていることをチェックします。続いて屋根工事や設備工事、仕上げ工事を行い、全体の工事期間としては一般的に4ヵ月ほどかかるでしょう。 このように、注文住宅の場合は計画段階から起算すると、概ね10ヵ月の期間が必要となるのです。